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牧師の書斎 2019.6.23

  私たちの教会の理念である「バリアフリーの福音を宣教する教会」として「神とのバリアフリー」、「世界とのバリアフリー」、「兄弟姉妹とのバリアフリー」、「年齢のバリアフリー」、そして「バリアフリーの新会堂」という5つのバリアフリーの方策をもって20年近く祈りながら遣わされ地域に宣教を続けさせていただいてきた。


 今年の宣教会議で新たに、6つ目「地域社会とのバリアフリー」が加えられた。ノンクリスチャンにとって教会は敷居が高いという先入観をもっていると聞いている中で、以前から地域の人々がいつでも気楽に自由に出入りする地域密着型の教会(コミュニテイーチャーチ)を目指して様々な催し、例えばバサー等々を企画し、八尾南会堂や出戸会堂を開放して兄弟姉妹と一緒に取り組んできた。


 先週の土曜日、第1回の子ども食堂がはじまり、以前、教会学校のイベントに出席した子供たちも来て下さり、保護者の方も来て下さったと報告を聞いた。奉仕された姉妹から、長原地区に子供食堂が出来て、平野区社会福祉協議会の担当者の方が大変喜んでおられたと聞いて喜んでいる。すべての事を神の御名の栄光の為続けさせていただけるように。


 神の奇しいご計画によって導かれ遣わされた地域の祝福の為、癒しの為に「子ども食堂」が用いられると信じている。このミニストリーのため心を合わせて祈り、また奉仕に多くの兄弟姉妹が参加し祝福を分かちあえるように願っている。