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牧師の書斎 2019.6.30

 今年は6月に入っても晴天の日が続いていたが、先週の水曜日気象庁から近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表され、1951年の観測開始以来、最も遅い梅雨入りとなったそうである。「梅雨」に対してのイメージは、人様々であるが…。梅雨は私たちの生活にとってなくてならないと、承知している。晴天の日が続く夏季のために蓄えるためで、カラ梅雨に終わるとたちまち水不足に悩まされ、稲作にも影響が出る。聖書では、雨は神からの恵みの雨である。


 八尾南の開拓伝道当初、年に数回空き地を借りて天幕伝道を行う時に、何故かよく雨が降った記憶が残っている。伝道会の準備の時はいつも「天候が守られますように・・・」と祈るのであるが、私たちの願いに反して雨がふる。しかし、結果は救いを決心する人が与えられるからやはり、恵みの雨である。

 

先週、KBIの授業の一環として「アウトリーチ」が行われた。このプログラムは毎年、6月に行われている。森島神学生からチームで南紀の教会未設置の町村で26日(水)から行くことを聞いていたので天候が守られることも加えて祈っていたが、月曜日の週間天気予報を見ると梅雨入りし雨マークが27日から続いているので少し残念な気がしていた。昨日、森島神学生からこんなメールが送られてきた。


 「KBI生だけでなく、南紀リバーサイドチャーチも教会を挙げて「平安の子探し」(ルカ10章の御言葉通りに、2名ずつがまず訪問先の家に祝福を祈り、訪問伝道し、平安の子が将来的な現地での収穫の働き手として起こされていくように進める働き)に参加してくれたことが、大きな励ましとなりました。現地で実際に活動を開始した6/27(木)からの金曜日までの2日間で約150軒の家を訪問し、約10名に福音を伝えることができ、そのうち1名が救われました!」と言う宣教レポートをもらった。すべての事を支配しておられる主はこの梅雨のシーズンにも恵みの雨を降らせて人々の救いのために準備しておられることを信じて、雨の日にもくじけず「平安の子探し」に出かけてみよう。