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牧師の書斎 2019.7.7

 毎日妻が口癖のように言うことは「こまめに水を飲みなさい」と。普段、私はあまり水を飲まない。しかしのどの渇きを感じた時はすでに脱水症状が始まっていると言われている。健康を維持するためにはこまめに水分補給をすることであると最近よく聞く。

 

人間の体の約70パーセントは水分である。一体こんな多くの水が体内のどこにあるのかと不思議だが。三分の二は細胞の中にあり、残りの三分の一は細胞と細胞の間にある細胞間液という液体と血液の中にあり、全ての水が命を保つために働いているそうだ。運動をした時、汗が全身から吹き出したりするだけでなく、少量でも、目から出る涙も水分である。

 

体内の水分の働きは様々な栄養素を溶かし込んで体内の隅々まで運んだり、また、熱を奪ったり、蓄えたりし、体温を調節したりする作用がある。また、新陳代謝を助けた、老廃物を汗、尿、便によって排出する。一日に体内から失われる水分は約2600ml。当然失われた水分は補わなくてはならない。「水」が無ければいのちが保たれることはないから。私たちもいのちの水の源である主から離れては生きていくことが出来ない。気をつけ熱中症にならないように絶えず「いのちの水」を補給していこうではないか。


イエスは立って、大声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」ヨハネによる福音書7:37,38