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牧師の書斎 2020.5.2

外出自粛の日々、昨年の今頃はどうだっか?と思わされる日が続いている。

 

互いに距離を保たなければいけない時であるが、私たちにはひと時も傍らを離れずに父なる神に執成して下さる聖霊なる御方が居られるので何とも心強い!コロナウイルス感染の経験は「これからの世界の価値観を変えるのではないか」と何度か専門家から口をついて出てくる言葉である。また日本電算の永守会長が「我々の追求してきた企業営利は間違っていた。深く反省している。人命が第一、自分と家族を守ることが優先…」と4月30日の夕方ニュースで語っているのを聞いた。日本の企業戦線の筆頭者がこのような発言を公式に示した今回のコロナ感染は多くの人が「死」を身近にし学び考えさせられている。

 

しかし、死後の事は知ろうとしないのかな?と焦るような気持ちで私自身考えてしまう。聖書には「恐れなけらばならない方をあなたがに教えてあげましょう。殺した後でゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなたがに言います。この方を恐れなさい」(ルカ12:5)と。本当に恐れなければならない天地宇宙をお造りになられた神であることを知っている私たちが、この後、出番が待っていると承知している。

 

日常に戻るまで時間が与えられている今、救いの確かさを不安の中にいる方々に確実に届けられることを、座りなおし祈っていこう。