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2020.5.17 牧師の書斎

今、教会に集まって賛美をすることが出来ないが、随分前にいただいた鉢植えのアマリリスの花や、さつきの花が咲き始め、アジサイもつぼみを付き始め、何かとストレスの多いこの時期ではあるが、心を和ませてくれている。創造主なる神は素晴らしい!と賛美しているように感じ、私も心を(?)あわせて賛美している。

 

以前も拙分でこの欄で書かせていただいたことがあるが、風薫るこの時季に思いを巡らせていると日本は「風のくに」といわれている事を思い出した。「やませ」「おろし」「だし」「はえ」と2000以上もの風の呼び名があり、各地の人々の生活に強く結びついている。強弱、前後、左右、上下にと一定の方向や強さで吹くのではない。風はとらえどころなく「思いのまま」に吹くのである。御霊の働きに例えられた(ヨハネ 3:8)。5 月 31 日はペンテコステ(聖霊降臨)の日である。

 

♪聖霊の風の流れの中に 私は身をゆだねます

  神様のいのちの流れの中に 私のいのちをあずけます

  聖霊の風よ 愛のそよかぜよ

  私を取り囲み 思いのままに 溢れ出て

  思いのままに溢れでて~

 

5月の爽やかな優しい風が、新しい生命、新緑の香りを運んで来るように、私たちの心に聖霊が慰め、いやし、力づけ、さらに希望へと運んでくれることを思わせら心が元気になってくる。ウィルス感染を恐れ、不安な日々であるが百花繚乱の良い季節を備えて下さった主を賛美し、必ず愛する者に良い物を備えておられると固く信仰を握ろう。