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2020.7.19 牧師の書斎

教会では「一日一章…みことばの力」を旧、新約聖書を交互に聖書通読を30年以上続けている。その経過と共に何度も繰り返し読む御言葉からその時に必要な励まし、慰め、助け、力を受けてきた。今通読中の詩篇は約5か月間続いた。若輩の頃、クリスチャンの先輩から、困難や苦しみ、悲しみの中にある時、詩篇を読むようにと教えられた。

 

詩篇は「神への語りかけ」であり、基本的に人間の最も深い所にある真の言葉で、神への嘆きと祈りの「賛美」であると言われている。

 

詩篇の約半分はダビデの詩と言われている。その彼が敵対する者に対して「思わぬときに、滅びが彼を襲いますように・・・滅びの中に彼が落ち込みますように」(詩篇35:8)と、赤裸々な心で神に正直に思いをぶつけている祈りが数ヵ所あり驚きと共に祈っていいのだと安堵する。先週の日曜日の朝、兄弟が詩篇139篇(その日のみことばの力の聖書箇所)を読み、「神様は私のことを何でも知っていて下さるのですね」と.証しをされ、毎日夫婦で、聖書を読み、熟考し祈っておられると聞き、私も共に喜んだ。そのように、兄弟姉妹の交わりの中でもっと、日々の「みことばの力」から分かち合いが出来、天の父なる神の現実が経験できるように切実に願い祈っている。

 

「神のことばは生きていて力がある」(ヘブル4:12)。