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2020.8.2 牧師の書斎

先週、教会の「一日一章」聖書通読箇所、箴言4章23節「「力の限り(口語訳では「油断することなく」、見張ってあなたの心を見守れ。いのちの泉はこれから湧く」とある。

 

読んでいて、連日報道されている新型コロナウィルスの感染第二波が始まっている原因のことを考え、緊急事態宣言が解除されてこれまで我慢してきたことへの反動として自由奔放な行動へと掻き立てられた結果では?と思わされたが・・・。7月23日から日本経済の再始動を図るため企画された「go to トラベル・・・(今、go to トラブルと今揶揄されているが)」が前倒しで始まり、長い自粛生活の鬱憤から解放感を味わうために行楽地へ出かけて行く人並を見て、危機感を抱いたのは私だけではないだろう。

 

コロナウィルスの恐ろしさは、感染した本人は被害者になるだけでなく、知らず内に傍にいる者に感染させる加害者にもなるから、本当に「油断することなく」行動しなければならない。信仰生活においても敵サタンは巧妙に仕掛けてくるから油断大敵である。光の天使に偽装したり、また見えないウィルスのように不信仰をまき散らし、やがて知らず知らずに、内に、外にと人々に感染させてしまう。だから何時も目を覚まして祈ろうではないか。

 

日々、油断することなく、あなたの心を見守ろう。喜びと賛美の命の泉が開かれているから。