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2020.8.9 牧師の書斎

先週の火曜日テレビのニュースで、大阪府の吉村知事が、コロナウイルス対策としてポビドンヨードを含むうがい薬の使用を呼びかけた。夜にドラッグストアに買うものがあったので出かけた。ついでに買おうと棚を探したが、案の定、「品切れ、次回入荷未定」と張り紙がしてあった。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃、発酵食品は、細菌やウイルスが体に侵入してきたときに体を守る「免疫力」の維持・向上につながるとうわさされ、キムチや納豆などの発酵食品がスーパーマケットの売り場から消えたりした事がまだ記憶に新しい。

 

吉村知事は定例記者会見では「(今回のうがい薬は新型コロナの)予防薬でも治療薬でもないが、感染拡大防止には寄与する可能性がある」などと述べたに過ぎないが、多くの人がコロナウイルスの感染者急増中で不安に晒され、情報に過敏に反応している。

 

大阪府は先週から一日当たりの感染者数が過去最多を更新しつつあり一層、感染から守るため「新しい生活スタイル」を続行し、自己管理を心掛け、私たちを守られる神はどのようなお方であるかを告白し、信仰の目を神から離さないで見据え祈ろう。

 

「全能者の陰に宿る。私は主に申し上げる。『わが避け所、わがとりで、私の信頼するわが神』と。主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからである」(詩篇90:1~3)