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2021.2.21 牧師の書斎

「週末は土曜日か日曜日か?」

 

先週、ある会社の営業担当の方から会う約束があったので電話で話をしていた。「週末は礼拝があるのですね」と言われた時に、以前「週末は土曜日?日曜日?」で何度かお互い思い込んだまま確認しないで待ち合わせたことを思い出した。。

 

総務省統計局で以前、そもそも「週の始めは何曜日なのか?」が論点となった。広辞苑で「日曜」の字義は、「週の第1日」としたうえで、「週の最終日とする考え方もある」とされてきた。これは、前者を基本とし、後者の考え方もあるという。政府の小売物価統計調査規則では、広辞苑の「日曜」の字義は「週の第1日」を基本としていることをよりどころに、週の始めは日曜日として調査日を規定することとした。暦の会「暦の百科事典」に「週と旬」、「週の始めは日曜日か月曜日か」について、「現在の七日週の習慣は、もともとユダヤ人から起きたもので、それは「聖書」に由来する。「旧約聖書」の創世記には、神が六日のうちに天地万物を創り、七日目に休んだと記されている。その日が安息日(サバット)で土曜日に当てられている。ユダヤ人は、この日を安息日としたが、この習慣がキリスト教徒に引き継がれた。キリスト教では、「週の始めの日はキリスト復活の日、主の日とした。これが日曜日である。」とされた。前述の営業マンに私は、新しく始まる日曜日はまず神を礼拝し、神のことば、聖書に養われて週の戦いに備えていくのですと説明した。

 

今日、主の日、週の初めに語られる神からのメッセージをしっかり受け止めさせていただこう。