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2021.5.30 牧師の書斎

今月からようやく高齢者のワクチン接種が始まっている。ニュースを見ると、ワクチン接種予約が高齢者にとって大きな関心事であり、負担にもなっている。いつ、どこでコロナウィルス感染するかわからない不安と恐れの中に1年以上閉じ込められてきたので無理もない。

 

接種予約が開始と同時に回線がパンク状態となり中々繋がらない。宝くじのように当たり外れがない、全員接種できるのだからそんなに焦らなくてもいいと思うが、早く接種したい思いはみな同じである。

 

世界で一番接種が進んでいるのはイスラエルだという。接種の進捗状況が良い欧米諸国も同様であり平常の生活に戻りつつあると報道されている。なんともうらやましい限りである。先週、ドイツ、ハンブルグの日本人教会で奉仕しておられる井野葉由美宣教師のメールマガジンが配信された。「ワクチン接種が先行しているドイツでは、コロナ感染状況が、ようやく減少傾向に転じ、規制が少し緩和されてきています。今までは教会の駐車場もマスク着用でしたが、野外なら、マスクなしで距離を取って賛美することが可能になりました。~予防接種を済ませた方が、会堂での礼拝に集い始めました。」とリポートされていた。

 

私たちにも、遅ればせながらもワクチン接種が進んでいくと、日常生活が戻ってくる。いつもの通りに集まって礼拝し、食事の交わりを共に出来る。ステップアップしている明日の自分のために、今、方向修正しギヤを入れ替え主の前に整えていただこう。