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2021.6.27 牧師の書斎

4 月25 日から5 月11 日までの第三回緊急事態宣言が発令されたが、コロナウィルス感染拡大が収まらず5 月末まで延長された。しかし、大阪は6 月20 日まで再延長された。何度も自粛を強いられ緊急事態宣言の効果が薄くなりつつあることを誰もが感じている。

 

20 日で解除され、まだまだ気を緩めることは出来ないが、久しぶりに礼拝が再開でき集まれる事を喜んでいるのは私だけではないだろう。木曜日、花壇に新しく花が植えられていた。階段のノンスリップの金属もピカピカに磨かれ、共に集まって礼拝出来る事を楽しみにしている様子を見て、コロナウィルス感染が当たり前と思っていた私たちに礼拝できなくなるという現実があるという危機感を教えてくれた。

 

ダビデによる「都のぼりの歌」のように詩篇の多くに礼拝するため神殿に行く時の詩が詠まれている。彼は生涯をかけて、一つのこと、「主の家に住むことを」願い、求めた人である。詩篇133 篇には「見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。それは頭の上にそそがれたとうとい油のようだ。それはひげに、アロンのひげに流れてその衣のえりにまで流れしたたる。それはまたシオンの山々におりるヘルモンの露にも似ている。主がそこにとこしえのいのちの祝福を命じられたからである」と神を賛美している。

 

皆が共に集まり神を礼拝する時、聖霊が豊かに注がれ頭から首に流れていく。主もまた喜んでいて下さる「礼拝」に今日預かれる事を感謝しよう。