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2021.7.25 牧師の書斎

今日、現出戸会堂での最後の礼拝になり、来年の出戸新会堂完成までの間八尾南会堂で共に礼拝を捧げることになりました。1974年の開拓から、翌年住居横の13坪の工場跡に会堂を献堂したことが昨日のように思い起こされます。

 

1983年には南木の本に導かれ恵みによって2回目の新会堂を献堂させて頂きました。教会設立10周年を迎えるにあたり「宣教する教会」としての働きを進めるために次なる宣教地を祈っていました。89年には、長吉東部会館にて神田師を迎え特別伝道会を持ち本格的に伝道が始められました。

 

その3年前の86年、主なる神が心に語り出戸の地に導かれ、長吉総合病院東側の公園で毎週土曜日の午後に子ども伝道会を持つようになっていました。集まる多くの子供たちのために寒さや雨露をしのげる場所を探している時に近くのガレージが目に留まり、何とかその場所が借りれるように祈り始めました。その頃、(82年の夏季の英語伝道に奉仕者としてアメリカから派遣され8週間共に伝道した)ジョン兄が結婚されて私たちと一緒にボランティアで伝道したいと来日の計画を申し出て下さっていました。

 

建物のために祈っていた私たちに主は大きなチャンスを下さいました。当時バブルが弾け、既に賃貸となっていて敷金300万円、家賃200万の条件が敷金はそのままで家賃が27万、思わず安い!主よ感謝します、と電話口で言ってしまいました。どれだけ多くの方々が八尾南の宣教のために遣わされ助けて下さったか、数え切れなく感謝が溢れてきます。宣教の舞台は次のステージに移っていきます。終末の宣教は今まで以上に難しく、厳しいでしょう。しかし、群れの羊飼いである主が前を歩いておられるのですからしっかりと目を離さずについて行くことが私たちのすべきことだと思っています。