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2021.8.8 牧師の書斎

コロナ感染が広がっている中、連日のように暑い日が続き、熱中症対策にも気が抜けない日々が続いている。車を走らせていると突き抜ける青空に立ち上る入道雲が目に飛び込んできた。地表の湿った空気が太陽の灼熱で温められ上昇気流によって発生しむくむくと湧いているような積乱雲は、時には、壮観であり、力強い真夏の風物詩である。

 

暖かい空気と、冷たい空気が入り乱れている状態なのに真っ青な空に真っ白い雲がモコモコしていて、大気を不安定にしている様子はうかがえない。が、どんどん入道雲が空を侵食するように埋め尽くし、「水や氷の粒」をたくさん含んで入りきらずに重くなって、強い雨が短い時間降ってくる。時々カミナリを伴って…。そんなことを思っていると、昔、教会でよく賛美したワーシップソングを思い出し口ずさんでいた。

 

①雲が雨で満ちると

地に雨が降るように

賛美が満ちると

主がそこに住まわれる

 

②雲が雨で満ちると

地に雨が降るように

祈りが満ちると

主のみ業が現れる

 

③雲が雨で満ちると

地に雨が降るように

感謝が満ちると

主の平安が訪れる

 

④雲が雨で満ちると

地に雨が降るように

主の血潮仰ぐと

主のいやしの雨がふりそそぐ 

 

ハレルヤ ハレルヤ

 

コロナ感染第5波の中で私たちがしっかり執成すことを主は期待しておられる。しかし、まず私の罪のために神が御子イエスをこの世に送り、十字架につけられ、私の罪が赦された事実が、神を愛する者に変えられ、入道雲のように沸き立って私の心を震わせる。忘れないでいつも、流された主イエスの血潮に思いを馳せ、賛美、祈り、感謝の日々を過ごしていこう。