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牧師の書斎 2019.1.6

スマホに「敏雄さんの2018年」というタイトルのメールが表示されていたので、なんだろう…と開いてみた。すると、敏雄さんの2018年に訪れた場所を振り返りましょう、とあった。「訪れた場所の数」は21か所、10都市、3か国。あなたは合計16460㎞、あなたは地球を41%分を移動しました。移動に関するデータで徒歩80時間114㎞、自転車で91時間65㎞、自動車で743時間3351㎞。距離が最も長かった旅行はジャカルタ、西ジャワ(7月17日~23日)。時間が最も長かった旅行・・・奈良県、大阪市、福岡(地図と町の写真が載せられいる)。注目の場所・・・ショッピング(よく行く近所のスーパーや大型のショピングモールの写真)、飲食店(回転すし屋やファーストフードの店)、注目のホテル(インドネシアで滞在したホテルの写真)等々。スマホに位置情報を設定しているので私の行動がすべて記録されている。ただそこには私の一年間の行動を記録されているだけに過ぎないもので、何の助けにもならない。が、しかし、驚いた!


 

今年も、友人からの年賀状に、詩篇121篇1,2節のみ言葉「私は山に向かって目をあげる。私の助けは、どこから来るのだろうか。私の助けは、天地を造られた主から来る」が記され、「右の歌は、エルサレムに上る時の巡礼歌の1節で、『山』は様々な試練や困難の象徴であります。人生の旅人である私たちは、下(地上のもの)ばかりを見がちですが、時には目をあげて、山々よりも高い上から来る『助け』を求めてみるのも良いのではないでしょうか」と書かれていた。


 同じく121:3に、「主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない」と約束されている。詩篇17:8には、「瞳のように見守り‥」とある。瞳というのは、外から見えるからだの各部分のなかでとくに敏感に反応するところである。この一年間も、わずかの危害でも及ぼうとするとただちにまぶたを閉じて守るように、一挙手一投足の全てを見守って下さるお方を友と呼べる私たちは「幸せ者」である。


この事実を心に刻み覚えて、今年も日々感謝しつつ歩んで行こう。