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牧師の書斎 2019.1.13

主の恵みによって始まった新しい年も2週間過ぎた。2018年の元旦メッセージは詩篇73篇28節から「神の近くにいるしあわせ」というテーマでメッセージをさせていただいた。「神の近くにいる」ことを感じるのはみ言葉を味わい、黙想し祈る時であり、又、み言葉の分かち合いをしている時である。(もっとも、普通に何気なく時間を過ごしている時さえも主は近くにおられるが‥)昨年は一対一弟子養育クラスの中でその事を味わったのは私だけではないだろう。


この年も私たちの信仰の養いに時間を使っていきたいものである。
 毎年、12月に入ると新年度の教会のテーマために祈ってきた。2019年度の元旦礼拝のメッセージを準備する中、創世記1章の「初めに神が天と地を創造された」という言葉がクリスマスのあと私の頭の中から離れなかった。


 私は手紙とかメールを送る時、冒頭の言葉に「創造主なる神をほめたたえます」と書くことが多い。極寒の冬の日でも、酷暑の夏の日でも、創造主なる神を賛美することによって、喜び感謝する思いが湧いてくる。私たちは創造主なる神を賛美するためにこの世に生まれ置いて下さっている。元旦礼拝で開会賛美に聖歌480番「輝く日を仰ぐ時」が歌われた。スウェーデンの詩人、カール・ボバークによって作詞されたこの賛美は、私たちのJECでもよく歌われ私の好きな賛美歌の一つである。太陽の光が眩しい輝く日だけでなく、嵐になりいかずち(雷)が鳴り渡る時でも、まことの御神を思い、誉めたたえて日々を、と過ごしていきたい、と祈らされている。今年一年間のテーマは「創造的信仰に立つ・・・神がそれを見て、よしとされた」。先週の週報の牧師の書斎にもふれたが、み言葉とコメントを入れて毎年送ってくれる友人の年賀状に、奇しくも詩篇121:2「私の助けは、天地を造られた主から来る」が記されていた。
 

神が創造主であるゆえに私たちの必要を一番ご存知であり、いつも最善を成して下さると信じている。
この年も神がいつも良しとされているので「すべてのことについて感謝をしていこう」(1テサロニケ5:18)