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牧師の書斎 2019.1.27

先週、1月17日から5日間、韓国の南原市訪問の途中、姉妹教会である大邱山格教会のHan師ご夫妻に会った。ご夫妻と久ぶりにお会いし歓迎して下さった。


 丁度一年前、1月21から2週間、Han先生が主宰しておられるDMCグローバルのミニストリーであるフィリピンのミッショントリップに参加し、心が熱く燃やされたのが鮮明に記憶に残っている。Han師と会った時、「今日の夜、DMCグローバルの働きを支援する56ミッションの総会が開催されるので、今日ここに来たこと、あなたは大変幸運だ」と言われた。
 私は前もってその総会の事が知らされてその日に合わせてここにきたのではないが、この日に大邱に来たことは、全ての時を支配される神の奇しい導きがあったことを確信した。


DMC(Disciple  Making Church)とは「キリストの弟子が教会を作っていく」ことで、以前に牧師の書斎でも紹介したが、DMCの153ビジョンは①海外1000教会献堂②本部巡回宣教師500人育成 ③海外30か国DMC設立、である。すでに海外12か国に宣教師を派遣し、現地住民による民族教会の設立にご夫妻で東奔西走しておられる。Han師は「海外宣教はお金も必要であるが、それよりも大切な事は人材育成である」と言われた。毎月現地に赴かれ教会増殖(Church Planting)を現地の働き人を訓練し育てることに力を注がれ、すでに470教会、5万人以上信徒に成長しているそうだ。
 昨年、Han師に初めて会いビジョンを聞かされた時、私自身の霊も心もワクワクさせられたことを覚えているし、今も心に「宣教」のビジョンを共有させられている。


Han師ご夫妻は2月にはインド宣教へ行かれ10教会の献堂式、3月にはフィリピン宣教に行かれると聞いた。
 教会堂の献堂の条件は100人以上集められていることである。Han師が来日された時のメッセージの中で「50万円あれば一つの教会が建てられる」と語っておられたことを忘れてはいない。私たちも宣教地へ行くことが出来なくてもビジョンを共有し、祈ることにより、また捧げることによって、宣教の働きの恵みに預かることが出来ることを覚えながら、志を持って今年もチャレンジしていこう。