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2020.9.13 牧師の書斎

今年に入り、会堂建設推進のための「ビジョン21」委員会がコロナウィルス感染予防のため自粛し開かれなかったが、8月末にやっと持つことが出来、先週は執事会でも討議された。出戸新会堂は、八尾南会堂の所に架かっている道路計画の執行による補償金を充てる計画の中で祈ってきた。当時は(20 数年前)、計画道路のため住民説明会も行われたが、現在は、遅々として進んでいない。しかし今、行政の主導で新会堂建設を進めていくのではなく、神ご自身の導きに従う信仰に私自身の目を開いて下さった。

 

1997 年に出戸会堂の不動産を取得する時、八尾南会堂の借入金返済が1年残っていた。今、現状は出戸会堂買収時の借入金返済は、まだ後2年近く残っている。このような中で新会堂建設に着手することに対して、返済完了までもう少し待ってみては?との意見もあると思うが、しかし、23 年前と同じ状況に置かれていることも偶然ではなく、神の奇しき導びきであると信じている。

 

8月のビジョン 21 では新会堂は当面の必要を満たすことではなく、30 年後の教会を描くことで話し合われた。これからの時代を考慮し、コンセプトは「バリアフリー」である。

 

1年齢のバリアフリー。少子化社会 超高齢化社会に対応する。2世界とのバリアフリー。グローバル多民族社会を迎えている 3地域とのバリアフリー4空間とのバリアフリー(ネットを生かした礼拝、宣教)5バリアフリーの建築構造の新会堂を祈っている。必要な資金が準備できるように祈っているが、「人、モノ、金」というこの世的の次元ではなく「ビジョン、人、資金」のために祈って神の栄光を拝そう。