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2020.11.15 牧師の書斎

コロナウィルス感染が大阪でも200人を超え、増加傾向にあり第3派に入って来ている可能性があるのではないかと言われ危機を募らせている。全世界で感染者数が五千万人を超え、今なお勢いを増しヨーロッパの地方では再び都市封鎖政策がとられている。感染の不安と恐怖の中に全世界の人々が閉じ込められている中、感染拡大を止めるには、ワクチンが欠かせないとされ、現在、世界中の医薬品メーカーや研究機関で、多くの研究者がワクチン開発に競って取り組んでいる。有効性や安全性のワクチンが実用化されることによって人類がコロナウィルスという疫病の罹患から救われると言っても過言でない。

 

9日、米製薬大手ファイザーが新型コロナウィルスのワクチンについて最終段階の臨床試験で9割超の参加者の予防効果が確認されたとする中間結果が発表され、このGood Newsで終息の手程の雲が見えるような希望を持っている。しかし、ワクチンは完全にウィルス感染を一定程度に抑えることが出来ても完全に撲滅することは出来ない。

 

しかし、もう一つのGood Newsがある。それは、イエス・キリストの十字架の福音はすべての人を罪の泥沼から死の恐怖から救うことが出来る、神からの恵みによって与えられた完全なワクチンである。

 

その有効性は一時的なものでなく一生続くのである。このGood Newsの特筆すべきことは自分だけに留まらない、誰かにそれを知らせたくなる性質がある。なぜなら福音は信じるすべての者に救いを得させる「神の力(ダイナマイト)」だからである。Withコロナ時代の中、変わることのない福音(Good News)を続けて発信していこう。