· 

2020.11.29 牧師の書斎

朝、目が覚め今日も生かされている喜びを主に感謝し朝の挨拶をする。一日の内、何度愛する主の御名を呼ぶだろうか。

 

すっかり深まった晩秋の光景はコロナ騒動の中でも変わらない。秋の彩りもまた創造主のなせる奇しい御業であり、改めその凄さに驚嘆する。「地球は太陽光エネルギーが緻密に循環する奇跡の惑星」だとTVのドキュメント放送で語っていた。

 

太陽光エネルギーは植物によって地球に蓄積され、草を食む草食動物の肉体は植物の栄養で作られ、それはまた肉食動物のエネルギー源でもある。我々もまた然り。全ての動植物の生育エネルギーの根源は、光合成を媒介とした太陽光エネルギーである。太陽光は海の中にも伝達され、いのちの循環の奇跡が行われている。創造主の造られた地球はどの天体よりも美しい。世界初の有人宇宙飛行に成功した飛行士ガガーリンの著書に「地球は、瑞々しい色調に溢れて美しく、薄青色の円光に囲まれていた」との記述がある。いわゆる「地球は青かった」と世界中に発信された名言である。

 

神が愛された人類のために創造された地球は、他のどんな天体も真似ることの出来ない「命の循環」が日夜営まれている比類ない天体である。神が用意して下さっている新しい都に着くまで置かれたこの素晴らしい地球その場所で「命の循環の奇跡」を生きていこう。一日の終わりは、次の瞬間また新しい一日の始まりの日となるから。「私たちが滅び失せなかったのは主の恵みによる。主の憐れみは尽きない。それは朝毎に新しい。あなたの真実は力強い」(哀歌3:22~24)