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2021.1.3 牧師の書斎

元日の朝、多くの方々から年賀状を受け取った。年1回であるが、日頃全く連絡のない人からの年賀状は嬉しいものであるが通信手段が多様化した今、スマホにもメールで届き日頃からお互いの消息を確認する機会が多くなった。聖書のみ言葉にあるように「遠い国からの良い消息は、疲れた人への冷たい水のようだ」(箴言25:25)。

 

インドネシアからもLINEでラハジアン、ジュリアナご夫妻、ジュリアさんともお互い顔を合わせながら話をした。その時、20年前の事を思い出した。娘がイスラエルに留学していた時、毎月1回は電話をしていたがいつも電話料金を気にしながら話しをしていた。少しの時間差で爆弾テロから守られたことを聞いてから大変心配したこともあった。今のようにスマホで頻繁に連絡を取れる環境になっていれば良かったのにと思った。

 

ネット環境が拡充し24時間、365日いつでも、どこにいてもつながる利便性を備えている。しかし時には相手の大事な、貴重な時間に平気で割り込んでくる場合もあり問題がないこともないが、コロナウィルス感染拡大で非常事態宣言が発令され、教会に集まって礼拝することが出来なくなりネット配信を始めることが出来、兄弟姉妹の家で礼拝を続けることが出来た。新しい生活様式の中で、多くの救われる人々を得るために新しい宣教を模索している。

 

ネット環境のない人、また慣れていない人の事も配慮しなければならない。この年、初代教会が「神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えて下さった」(使徒2:47)ように倣いたい。