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2021.11.7 牧師の書斎

秋が深まり紅葉前線が南下中。私にとっては一年で一番好きな季節である。山々や、街路樹の木々が黄金色や真っ赤に色づき、いっぺんに景色が変わってくる。その鮮やかな「チェンジカラー」に目が奪われてしまう。カラフルな色使いに驚かされ、魅入ってしまう。そのメカニズムは木の葉と枝の間にある組織(離層)が寒さと共に変化するとき、鮮やかな赤色を作り出すという。大自然の摂理にただ創造主の御手を思い、神をほめたたえずにはいられない。

 

しかし、間もなく葉が枯れ、落葉する寸前に神がこのように素晴らしく装って下さることに、主の日が来るとゼカリヤに語られた「夕暮れ時に光がある」(ゼカリヤ14:7)との御言葉を思う。

 

またダビデの賛歌の中には、「天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。昼は昼へ、話を伝え、夜は夜へ、知識を示す。話もなく、言葉もなく、その声も聞かれない。しかし、その呼び声は全地に響き渡り、そのことばは、地の果てまで届いた」(詩篇19:1~4)と。

 

真剣に創造主を求めるなら必ず神と出会うチャンスがあることを伝える良い時期である。