· 

2021.11.14 牧師の書斎

現在、日本では福音宣教のためフルタイム献身する主の働き人が圧倒的に不足している。

その上、現役の牧師も高齢化し無牧の教会が増加している。そのような宣教の危機の中にあっても、主の憐みによってKBIは21年度には本科生が42人が送られ学びと訓練を受け、収穫の現場に遣わされるための準備をしている。

 

今日は「KBIを覚える日」として、2人のKBI生を迎える。各教会が主の働き人を訓練し派遣する神学校のため祈り、捧げ、私たちが出来る限りのことをもってサポートするための日である。主の働き人が、間に合う者として育てられるためには即製ではできない、手間ひまをかけ、長い時間が必要である。

 

「一年を思い、夢見る人は、花を育てるとよい」、「10年を思い、夢見る人は、木を育てるとよい」、「100年を思い、夢見る人は、人を育てるとよい」と以前聞いたことがある。日本の福音宣教の将来を思う今、主の働き手が起こされ、育てられていく時間を思うと「今」緊急に準備にかからなければ・・・と切実に感じ祈らされている。

 

主は、「収穫は多いが、働き手が少ない。だから収獲の主に、収獲のために働き手を送って下さるように祈りなさい」(マタイ9:37)と言われた。教育する者、遣わされる者、捧げる者、祈る者が一つとされる時、主の大いなるリバイバルが実現すると信じている。献身された神学生と同じように私たちも主の御前に今日、「主がお入用なら、ここに私がおります。何なりと私をお使い下さい」と申し上げ福音宣教に参加しよう。