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2022.1.30 牧師の書斎

1週間前の土曜日の午前1時ごろ、日向灘を震源地とする震度5強を観測する地震があった。日向灘はいつか起こるであろう南海トラフ巨大地震の震源域の西の端に位置しており、南海トラフ巨大地震を可能性ゼロではないが誘発するとも言われ、今後30年以内で「70~80%」の確率で発生すると予測されている、と言う。

 

出戸新会堂建設は将来発生するであろう巨大地震を計算に入れ、設計されている。基礎は湿式柱状改良工事で600Φ、5mの杭、89本が地中に埋められ、その上に重量鉄骨構造で建築工事が進んでいる。

第Ⅰコリント書3章にパウロは「神の建物の土台はイエス・キリストである」(11節)と語り、「この土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、各人の働きは明瞭になります。その日がそれを明らかにするのです」(12、13節)と記されている。工事の進行に伴い屋根材、外壁材、床材、サッシ廻り、エレベーター等の色を分厚い見本帳から選択するため何度も熟考し、検討するが、見えないキリストの体なる教会も建て上げられるため兄弟姉妹が適材適所で主に用いられるためにようにと祈っている。

 

毎日、新会堂建設の進捗状況にワクワクしているのは、私だけではなく、兄弟姉妹も同じ気持ちだろう。教会はキリストのからだであり、兄弟姉妹が宣教のため一つ思いとなって主の教会を建て上げられていくことを楽しみにしている。

 

執事会の提案で月一回(第4主日礼拝後)建設中の出戸に集まり祈ることを始めている。主の弟子たちが心を一つに祈り待ち望んでいたその時に聖霊が注がれた。私たちも信仰をもって主に期待して出戸での宣教が 大いに用いられるように祈っていこう。