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2022.2.13 牧師の書斎

この拙文の「牧師の書斎」は執事会で、牧師先生が何を今考えているのかを是非自分たち信徒に伝えてほしいとの要望があって1996年1月よりスタートした。

 

5年前、これまでの牧師の書斎を70頁に纏めて設立40周年の記念誌に編入していただいた。私も家内も時々、記念誌を取り出し教会の歩みを思い返し主に感謝をする時でもある。種々雑多な出来事や教会の行事や兄弟姉妹の様子が鮮明に思い出される。振り返ると何でもなくやり過ごしたように思えるが、その当時、私も妻も失望、落胆、焦燥の中にあることが多かったが、主は愛する子どもをご自身の愛の御手の中で導き守って下さった。

 

ここまで守られ続けさせていただけたのは主なる神の憐みと志を同じくし共に歩んできた愛する妻の大きな支えがあったからだと心から感謝している。主イエスに導かれ宣教の働きに心を動かされ、ついてきてくださった兄弟姉妹がおられ今日があるのだと思い、感謝せずにはいられない。思っていることを文章にすることはなかなか難しいものであるが、兄姉方が、どれだけこの「牧師の書斎」欄を通して牧師の心境を読み取り祈って下さったか。私たち夫婦だけでは何も出来なかったが、八尾南の群れの兄姉方の祈りと励ましをもって、教会のビジョンを共有し、今また新しい出戸の地へ神の御心をお喜ばせする宣教にチャレンジする教会となって進んでいけることを私も喜んでいる。

 

さて、この「牧師の書斎」も随分厚かましく続けさせていただいた。来週の主日礼拝で設立45周年を迎えるこの機に「牧師の書斎」欄も終えさせていただくこととする。「私はあなたがたのことを思うごとに私の神に感謝し、あなたがたすべてのために祈るごとに、いつも喜びをもって祈る」(ピリピ人への手紙1:3,4)ハレルヤ!主を誉めよ!