2019年04月

2019年04月 · 2019/04/28
31年前、1989年1月、妻と私はアメリカのペンシルバニアにいる友人であるロッケルマン家に滞在していた。昭和天皇の崩御を聞き、すぐにテレビのニュースで昭和の時代が終わり、小渕官房長官が新しい元号が「平成」であると発表している映像を食い入るように見たのを覚えている。それから4年後、結婚されたジョン兄とカーメン姉を迎えて出戸バイブルチャーチの伝道が始まった。平成の時代に生まれた教会が早26年続けさせていただいたことは神の大きな恵みと感謝している。2016年㋆、今上天皇が生前退位を発表され、今年の4月30日に正式に退位されることになった。新元号の名称のため有識者懇談会で議論が重ねられ今月初めに「令和」と発表された。元号を使っている国は現在、日本だけだそうである。 今週から大嘗祭や皇位継承に伴う行事が秋まで続けられる。天皇は、日本国の象徴として存在しているが、宗教的な権威である大祭司である。日本人の民族精神の基盤を成す「神道」の最高権威が天皇である。心を一つに緊急の祈りが必要である。ウエブサイトで「天皇陛下の仕事」について「一般参賀や地方訪問でのお手振り」などが皇族の仕事だと考えられがちだが、実際は全く異なる。天皇は日本の大祭司として、日々祭祀を執り行い、天神地祇に日本国民の安寧を祈るのが天皇の役割であると書かれていた。 全日本リバイバルミッションの主幹であった、故 滝元明師は1970年から田中政男先生と一緒に軽井沢で避暑地伝道をされた。神が、高い地位にある人達のために、祈りなさい(第1テモテ2:1)と命じておられるから。夏の間避暑に来ている多くの有名人のためで、何とかしても伝道をしたいとの願いから始められた。田中先生から、1971年には佐藤総理に会う機会が与えられたり、現天皇の皇太子時代ご夫妻からも招待を受けられ、毎年のように、軽井沢の別荘に招かれ、歓談された事を一緒に撮られた写真を見せていただきよく聞かされた。軽井沢で出会った時、毎日祈っているので親しい友のような感覚で「やあ、美智子妃殿下」と挨拶したのがきっかけだったそうで祈りは全ての扉を開く鍵である。 敬虔で威厳をもって平安で静かな一生を過ごすため、また全ての人が救われることを願ったおられる神の御心を思い新天皇陛下のため、日本のリバイバルのために祈ろう。
2019年04月 · 2019/04/21
新緑の眩しい季節となってきた。先週、女性会の野外礼拝で奈良の馬見丘陵公園へ行った。園内のチューリップが花盛りだけでなく、木々の枝から淡い緑色の新芽を見、季節が変わっていく中で心がウキウキし、創造主を心から賛美させられた。...
2019年04月 · 2019/04/14
十字架の意味がよく分からないクリスチャンになる前に、「受難週が始める」と聞いた時、暗いイメージで余り嬉しく思わなかった。今日から1週間、ホーリーウィーク(キリストの受難週)に入る。カトリック教会やプロテスタント教会中ではイースターの40日前(日曜日を除く)灰の水曜日からイースターの前日までの40日間を大切にし受難節(レント)が守られている。元々、この期間は求道者がバプテスマを受けるための準備に用いられたようでもある。「受難節」を何故「レント」と言うのかというと、「日が長くなる季節(春)」を意味し、この期間、キリストの苦しみを分かち合うということから、結婚式などの祝い事はしなかったそうである。 クリスチャンである私たちは、主キリスト・イエスを信じて救われ永遠のいのちに生かされている者である。日頃生活に追われて頭では主キリストを分かっていても不信仰な世の中の惰性的な生活へと流されている事が多いかも。私の罪のため身代わりとなって十字架にかかられた主の苦しみを覚え、ダビデのように「幸いなことよ。そのそむきを赦され、罪をおおわれた人は。」(詩篇32:1)と、主に心から感謝と喜びをささげよう。 救われて神の子とされた喜びは言葉には表すことのできないほどのものである。だから私はこの週を主の受難を感謝し賛美する週としたい。今週の聖書通読の箇所はヨハネによる福音書15章~21章までで、主イエスの告別のメッセージ、主の祈り、十字架に導かれている。主の十字架の道の足跡をたどり感謝と喜びをささげよう。
2019年04月 · 2019/04/07
南原の町は日本の京都の雰囲気を感じさせる。高麗時代からの歴史的な建造物が多く、国に指定を受けた遺跡や建造物が300以上あり、屋根のない博物館を言われているそうである。 その中でも、日本と関係のある沈寿官陶芸展示館があり、私は今年の1月その展示館を訪ねた。...