2020年03月

2020年03月 · 2020/03/29
昨年の12月初め、中国の武漢で発症した新型肺炎のニュースが報道され、誰もが当初、中国国内だけで終息するだろうと思っていた。...
2020年03月 · 2020/03/22
先週、一姉妹から写真が数枚送られ、目を疑った。...
2020年03月 · 2020/03/15
 昨年末(12/30) 李医師の同僚が参加するSNS(交流サイト)「微信(ウィーチャット)」のグループに「海鮮市場で7件の重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た肺炎が確認された」と書き込んだが、武漢市公安当局は李氏の書き込みを、事実でない書き込みであり「治安管理処罰法」に違反しているとして李氏を処罰した。その後、市公安当局は過失を認めた。李医師は新型肺炎に罹患し2月7日に天に召された。中国政府や武漢市は初期対応に問題があったことを認めており、李氏の書き込みは削除されていない。国民からは李氏の死を悼むコメントが次々に寄せられている。中国共産党機関紙の人民日報を含む中国国内メディアは、微博アカウントなどで李氏の死亡を速報し、哀悼の意を表した。 森祐理さんの先日のラジオ番組「モリユリのこころのメロディ」で紹介されたお話し「新型コロナウィルスを最初に発見した「武漢中心医院の眼科医、李文亮氏はクリスチャンです。」李文亮医師は入院中にこんな詩が残されていた。「私は英雄になりたいのではない。まだ両親や、妊娠している妻がいる。妻はまもなく出産を迎える。病棟には私の多くの患者がいる。両親は他の善良な人たちと交換出来ない。ともかく前進するものがない。この国と家族を選ばした者は誰か。どれ程、悲しみを負わなければならないのか。この戦いが終った時、私は空を見上げる。雨のように涙を垂らして。私は英雄になりたいのではない。ただ医師としてこの未知のウィルスを見過ごすことは出来ない。私の同僚を傷つけながら、そして数えきれない何の罪のない人を。彼らは死に行くが、私の目は常に向いている。生きていることを願いながら、私は死ぬなどと誰が一体思ったであろう。私の魂はもう天国に行っている。広いベッドを見つめながら、そのベッドの上に私のからだが横たわっている。よく見慣れた顔だ。両親はどこにいるのか?私の愛する妻、かつては追いかけることも難しかった妻はどこにいるのか? 私はすでに世を去った。私の体を人が運ぶのが見える。 袋の中に入れて大勢の同胞が並んでいる。私のように去って行った火葬場の火の中に押し込まれていく。夜明け前に「さようなら」。愛する者たちよ「さようなら」。私の故郷武漢の願わくばこの恐ろしい大惨事の後に、皆さんが思い出てくれることを。出来るだけ早くこの真実を伝えようとした人がいたことを。願わくば、この大惨事の後に「義とは何か?」皆さんが知ることを。善良な人を終わりのない恐怖の中にこれ以上苦しむことのないように。」と。 「私は戦いをりっぱに戦い抜き、走るべき行程を走り尽くし、今や義の冠が待っているばかりである」 (Ⅱテモテ4:7~8 )最期の聖書の御言葉で締めくくられていた。神から信任されているミッション(使命)にそれぞれが何が出来るのか祈ろう。
2020年03月 · 2020/03/08
 報道番組で連日新型コロナウィルスのニュースが流されている、1か月前までは集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の.ニュースでが.連日報道され日に日に感染者数が増加していたが、日本各地の感染者はまだ一桁でまだ危機感を感じていなかった。しかし北海道内で、また大阪でもライブハウスの参加者からクラスター発生し見る見るうちに感染が拡大しているニュースを見、身が引き締まる思いをしている。韓国の大邱では爆発的な感染拡大の後、マスクを求めて長い行列を作っているニュースを観て驚いたが、日本でもマスク入手困難でパニックになっていることを実感している。 先般、案内していた、韓国語礼拝の出席者の先生はじめ姉妹方が、高齢者対象の無料のヘアカットをされる予定だったが、コロナウィルス感染拡大の中、実施することは賢明でないと判断し中止されると連絡があった。それで一人の姉妹がヘヤカットの中止を知らないで来られる方へ、今、入手が困難なマスクを配布しようとドラッグストアーに奔走しておられ、私も手伝うように要請されて、先週の午前中4日だけドラッグストアーの前での行列に加わった。初めての経験である…店頭からマスクは消えているが、店によって毎日本日は何枚販売をしますと入り口に張り紙をしているので、入手可能かがわかる。まだ冬の寒さが残る朝、忍耐強く開店時間をまっている人が多い。待っている間、昔の井戸端会議のような(参加したことがないが)、マスク入手のための情報交換となっている。先週はトイレットペーパーやテッシュが入手できなくなるというフェイクニュースで人々の不安を煽りパニックになっているニュースをみた。いま私たちの見える世界は人々の不安や心配や不信、いら立ちがウイルスと同様に蔓延している。 主イエスは、私たちに「時代にあって地の塩であり、世の光」として生きるように期待されている。この世の流れに翻弄されないでしっかりと主を仰いでいこう。不確かな世界だからこそ、確かな、揺るぐことのない完全な父なる神を信じている生きざまを見せようではないか。
2020年03月 · 2020/03/01
 報道番組で連日新型コロナウィルスのニュースが流され、今や全世界に感染が広がり私たちの日常生活を不安に陥れている。先週は政府が感染拡大防止のため国公私立の小中学校や高校など2日から春休みまで一斉休校にするように求める通知が出され、様々なイベントの中止やテーマパークの臨時休業が発表された。今のところこのウィルスに対する根本的な治療薬がなく、感染を防ぐための方策には感染地を封鎖し、人との接触を避けることしか出来ない状況は周知の通りである。 10日前、新聞記事に韓国の大邱の異端の新興宗教である教会からコロナウィルス感染者が出、拡散し、韓国のニュース番組で町から人の姿が消え市内全体を消毒していたり、マスクを買うため長い行列をテレビで見て混乱状態の様子を見、大邱にある姉妹教会のことを心配しメールを送った。すぐに届いたメールには、「本当に丁寧で親切なメッセージをありがとうございます。 私たちは今、苦難の中にあります。 しかし、私たちの教会と私たちはすべて元気で、まだ神の守りを受けている患者はいません。神は私たちの救い主であり、提供者であると信じています。 今のところ、スーパーマーケットやマートで簡単にアイテムを入手できます。 私たちを心配して下さり本当に感動しています。コロナウィルス感染の迅速な終了を祈ってください。ご家族と教会のメンバーに心からお礼を申し上げます。」と書かれてあった。 科学は日進月歩と進化し、次々と変化された文化生活を享受する時代に生かされている中、疫病もまた進化し人間は太刀打ちできない。科学万能時代、人間はおごり高ぶるが、神の前においては虫けらにすぎないことを知らされる。科学者であり神学者であるパスカルは著書「パンセ」の中で『人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。それは考える葦である。彼をおしつぶすため、宇宙全体が武装するには及ばない。蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに十分である』と書いている。 一滴の水より小さく、顕微鏡でなければ見えないウィルスに世界中が右往左往し、太刀打ち出来ない弱い存在であることを認め、大いなる神の前に謙り、神を求めるものでありたい。早くコロナウィルスが終息するように心を合わせて祈ろう。