2019年11月

2019年11月 · 2019/11/24
 今日は収穫感謝日である。収穫の季節は大きな喜びの時である。講壇に様々な収穫された地の産物を持ち寄って置き、父なる天の神に感謝を捧げる礼拝を海外の教会を訪問した時に目にしたことがあった。...
2019年11月 · 2019/11/17
 昨年の6月頃、「むくげの花の少女・・・朝鮮国女の墓」という絵本をいただき、その事がきっかけとなり、少女の故郷探しが始まり、高知や韓国へ足を運ぶことになった。一冊の絵本との出会いから、高知在住の著者や、300年以上大切に墓を守ってこられた武将の子孫の方々、黒潮町の人々、また韓国の南原の文化院長や市長、牧師先生たちとの出会いの中心に主がおられ助け導いて下さっていることを見せていただき、感謝と共に「なんで私が」と、戸惑いながらも導かれるままに任せて今日まで来た。 豊臣秀吉が朝鮮侵略した際、多くの捕虜が連行された。その人々は、望郷の念を抱きながら、苦難の生涯を送ったであろうと思わされる。 その中には、才能、人格、技術が認められ、社会的地位を得た人のことが記録されている文献があるが、そのほとんどが男性である。土佐の片田舎、上川口に連れてこられた「むくげの花の少女」の記録は、韓国の全羅北道の南原市も同様、皆無であった。9月に日本の四大新聞のM社の記者を紹介していただき、紙面になって多くの方に知ってもらえれば、と願い取材を受けた。 記者は大変興味を持たれて、紙面になるのを楽しみにしていたが、少女の故郷を南原市と断定する根拠が弱くて記事には出来ないと編集会議で決まったとの返事をもらい、私自身これ以上検証することが出来ない、終わりにしようと心に決めた。 10月に入って、南原の訪問団が来るということを聞いた。会って驚いたのは、文化院長を始め、撮影チームとシナリオ作家が同行して八尾南の教会を撮影し、インタビューをフイルムに収めるという。何のことかと思っていると、ここから高知の上川口と韓国の南原市でも撮影をしますという説明を受けた。その時に、韓国国営の放送局の大きなプロジェクトだと聞き私の中に「どうなっているのですか?」と主に祈る事しかなかった。先週、招かれて韓国の南原市へ妻と一緒に行った。12月にはドキュメンタリー映画が完成し、同時に本も出版されると聞かされた。ビックリするほど早く事が運ばれている。このことが今後どのように展開されていくかは分からない。しかし、著者の植野雅枝さんが願っている、「The Family of Man」(国、民族、人種が違っていてもみんな家族)を推進し、日韓関係の軋轢を少しでも改善されるなら感謝である。 全ての事に介入され事を行われる神ご自身の栄光になりますように!
2019年11月 · 2019/11/10
 紅葉前線が南下し、車を走らせながら街路樹が色づいているのを見ると創造主をほめたたえ喜びがやってくる。古い話であるが山好きな私は山の斜面全体が紅葉しているのを見ると「ワォー」と感動し何度も叫んだものである。...
2019年11月 · 2019/11/03
 1983年に八尾南会堂を献堂し、都市道路計画のことを聞き、数年後、あるいは十数年後位を予想していたが…時間の経過は早いものである。八尾南会堂が老朽化し、雨漏りや床が一部浮いている。外壁も防水が効かなくなり、塗装を必要としているが、移転計画のため保留している。今、出戸の新会堂建設に着手していかなければならない時が来ていることを感じている。しかし、そのような消極的な理由からではなく、新会堂建設は、長い間の願いである「八尾南、出戸の兄弟姉妹が一つの場所で礼拝を捧げる」ことである。 私自身の中には出戸新会堂の仕様は次世代の兄弟姉妹に委ねていくことであった。教会のビジョンに沿って基本的なコンセプトを決めて進めていくべきだと考えている。だから私は先頭に立たないで、後方から見守りサポートしていこうと考えていた。今も出戸会堂不動産の取得のため銀行からの借入金の返済を続けている。2022年には完済する。当時、出戸会堂を取得する際に、自己資金はゼロであっただけでなく、八尾南会堂の借入金の返済がまだ1年間残っていた。教会会計が負債を抱えている中での信仰による決断であった。 イスラエルの民が出エジプトし荒野を40年間放浪した後、ヨルダン川に来た。その時、ヨルダン川は「刈り入れの間中、岸一杯に水があふれていた。この時季は、雪解けの春の雨で水かさが多い時でヨルダン渡河が難しい事であったが、契約の箱を担ぐ祭司たちの足が水際に浸った時、ヨルダン川はせき止められた(ヨシュア記3章)。 だれもが出戸新会堂建設は人間的には難しいと感じているだろう。しかし、群れの私たちが心を一つにして祈って行く時、そこに神の栄光が現わされていく事を今までも見させていただいてきた。不可能を可能にされる神の御業を八尾南会堂建設の時、出戸会堂取得の目撃者である。心を合わせて祈っていこう。